【水系洗浄剤】 工業用洗浄剤における種類の中でも「水系洗浄剤」について、簡単ではありますが特徴などを記載いたします。 溶剤系洗浄剤が約7割を占め、水系洗浄剤は約3割。 溶剤系洗浄剤は油性汚れに対する洗浄に優れ、金属を腐食しない、乾燥が容易などの優位性がある。 しかし、溶剤系洗浄剤は人体への有害性が懸念される物質も多く含まれ適切な管理が必要。 昨今の環境保全、安全衛生や法規制などの観点から、安全性への意識の高まりがあり、より安全な洗浄剤へシフトする流れへ。 その解決策の一つが水系洗浄剤。 ■水系洗浄剤の主な構成成分 アルカリ性:界面活性剤、アルカリビルダー、水 中性 :界面活性剤、水、その他成分 酸性 :界面活性剤、酸、水 ■特徴 ・毒性が低く、安全性が高く、人体に優しい ・希釈して使用することができるため、洗浄剤のコストを低く抑えることができる ・引火性がなく非危険品のため、作業の安全性に優れる ・幅広い汚れに対応 ・VOC規制をはじめ各種環境規制も適用外 など多数 水系洗浄剤には課題も多く山積、課題についてはまた次回に。 工業用水系洗浄剤 G-Ecoシリーズ環境対応型洗浄剤エフェクト
【水溶性切削油・研削油の腐敗について】 水溶性切削油・研削油の腐敗は、微生物(バクテリア・カビ・酵母など)の増殖により起こります。 微生物は、土壌、工業用水、井戸水、人体など環境に広く存在し、それらからも使用液中に混入します。 大きな混入源は、更液時のタンク、配管、工作機械などに残留する使用液(腐敗液)です。 更液時には、タンクや配管に使用液(腐敗液)が残留しないようしっかりと洗浄する必要があります。 微生物の増殖に関与することとして、温度、濃度、水質、pH、混入する異物などがあります。 水溶性切削油・研削油の腐敗に関するバクテリアが最も増殖しやすい温度は30~40℃であり、夏季の使用液温度はこの条件を満たしています。 低温になるとバクテリアの活動は鈍り、高温になるとバクテリアが死滅し、いずれの場合も腐敗は抑制されます。 55℃以上の高温でバクテリアは減少していきます。 濃度が低い程、希釈水の硬度が高い程、生菌数は増加します。 また、pHは8.5以下になると生菌数の増加が顕著となり、pHの低下、防錆性能の低下、腐敗臭の発生、性能の低下などの問題が発生します。 特にエマルションタイプは注意が必要です。 水溶性切削油・研削油の腐敗について <腐敗防止対策>
① 更液時にタンク、配管内に腐敗液が残留しないようしっかりと洗浄する ② 希釈水は水道水か水質検査をした良質な工業用水を使用する ③ 濃度を適正に保つ ④ pH低下の防止 ⑤ 異物(切りくず・異種油など)の混入防止と除去 ⑥ 殺菌剤の定期投入 など 水溶性切削油・研削油の寿命は、腐敗によることが多いため、腐敗対策は重要です。 腐敗を抑制し液寿命を延ばし、更に… 1. 安全性向上 2. 職場環境改善 3. 工数低減 4. 生産性向上 5. コスト削減 なども同時におこなうことができる洗浄剤があったらどうですか? 更液時の洗浄にも G-Eco製品を水溶性切削油・研削油へ添加することで可能になります! 「またそんなこと言って」と思われるかもしれませんが、製品サンプルをご提供いたしますので 是非お試しください! ※添加はエマルションタイプ、ソリュブルタイプ限定 詳細な内容等のお問い合わせは下記URLよりお願いいたします。 http://www.automobility.global-eco.nagoya/ 【切削油・研削油の長寿命化(性能維持)、劣化回復】 様々なモノの値上がりが続いている昨今、油脂製品の値上がりも続いています。 日々切削機・研削機などで使用される切削油・研削油も例外ではありません。 交換頻度は企業や現場により様々だと思われますが、6ヶ月や1年ごとに交換していた切削油・研削油の交換時期が伸びるとしたらどうですか? さらに… 1. 安全性向上 2. 職場環境改善 3. 工数低減 4. 生産性向上 5. コスト削減 なども同時におこなうことができるとしたらどうですか? G-Eco製品を切削油・研削油へ添加することで可能になります! 「またそんなこと言って」と思われるかもしれませんが、製品サンプルをご提供いたしますので是非お試しください! ※添加は水溶性切削油・水溶性研削油限定 切削油・研削油の長寿命化(性能維持)、劣化回復
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